天気予報と消費者のつぶやきで食品ロスとCO2を削減!

教えて!goo ITライフch編集部 2017-02-14 15:08:30

冬には熱々のラーメン、夏になれば冷やし中華と、季節の変化とともに食事の嗜好も変わってきます。一方、その年によって冷夏だったり、残暑が厳しかったり、はたまた暖冬だったりと、実際の気温については四季の区別だけで判断しにくくなっています。

一般財団法人 日本気象協会は2月13日、「天気予報で物流を変える取り組み」を示す「eco×ロジ(えころじ)」マークを発表しました。

この「eco×ロジ」とは、"エコロジー+ロジスティックス(物流)"を表しており、日本気象協会が実施している省エネ物流プロジェクトへ賛同する企業が、天気予報を活用した商品需要予測に基づき、生産や配送、在庫管理などを行っていることを示すもの。

食品ロスの削減による二酸化炭素排出量の削減効果を確認!(日本気象協会ホームページより)

同プロジェクトにおける成果の事例として、気温によって売り上げが変化する冷やし中華つゆや豆腐の売上・発注量・廃棄量・気象データを解析し、需給予測の精度を高めることで、食品ロスを約20~30%削減することに成功。

さらに、こうした需給予測を活用することで長期的な製造・補充計画を行い、物流をトラックからCO2排出量の少ない海運などへと移行するモーダルシフトも行われています。

現在では、気象情報と小売店のPOS(販売時点)情報に加えて、消費者がTwitterでつぶやく「体感気温」なども含めたビッグデータをAI(人工知能)で解析。対象となる商品を拡大し、より需給に直結したデータを提供することで、さらなる食品ロスとCO2の削減を目指しています。

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